教育・研究

自動制御システムで、より精密に、快適な建物環境づくり。

あいち産業科学技術総合センター

愛・地球博会場跡地に整備された地上3階建15,000平方メートルの研究開発拠点です。同センターは、産学行政の連携による共同研究開発から、企業の研究開発・計測分析支援、中小企業の技術的課題の解決までを担う総合的技術支援機関です。「知の拠点あいち」の中核施設として、産学行政の連携による共同研究プロジェクト等を推進しています。

導入システム

空調設備においては研究室にてドラフトチャンバー(フュームフード)の開度検知により瞬時に風量変動制御をし、ドラフトチャンバー本来の目的である作業者の安全(汚染物質の暴露防止)に重点を置いた高性能VAV(可変風量方式)の採用と、マニフォールドシステムの採用によりダクト・ファンの集約化によるコスト低減、省エネルギー化及び安全性の高い設備が構築されています。

岩手医科大学マルチメディア教育研究棟

本施設は東日本大震災後、今後も継続する被災地の医療支援活動の拠点として、また、様々な災害に対応できる人材の育成に資するために整備されました。免震構造を採用、15,000リットルのオイルタンクによる非常用発電装置、全県の医療情報を一括管理できる機能及びこれをバックアップするための無停電装置が設置されています。

導入システム

熱源となる冷温水発生機は3台設置されており、将来の1台増設が可能となっております。冷温水発生機・冷温水ポンプは熱量・流量による台数制御、ポンプにはインバーターを設置した運転周波数制御を行い、省エネルギー化を図っています。各階には空調機・ファンコイルユニットが設置され冷暖房を行っています。空調機は室内CO2濃度によって必要最小限の外気を取り入れるようモーターダンパーの制御が実施されています。中央監視装置は別棟の管理棟に設置されており、熱源・空調・電気設備等の遠隔操作・状態警報監視を行っています。

早稲田大学 63号館

創立125周年記念事業として西早稲田キャンパス(旧大久保キャンパス)に建設された地下2階地上7階建23,451平方メートルの建物です。理工メディアセンター、実験室、研究施設、カフェテリア、大教室、研究室が設置されています。 高田馬場駅から同キャンパスへ向かうときには、戸山公園を抜けるとまずこの校舎が目に入ります。

導入システム

熱源にはターボ冷凍機による蓄熱槽システムや冷温水発生機を含め、省エネが考慮された設計となっており、安定した熱供給が実施されています。
空調にはDDC制御による空調機、外調機とファンコイルユニットが組み合わされ、温度制御を行っております
中央監視により常時の省エネ・省力化が図られ、快適な室内環境を維持しております。

有資格者によるシステム設計

オーテックは各種資格の取得に力を入れており、多数の有資格者がいます。制御システムの構築にあたっては、専門資格を持った社員がお客様のご要望を的確に設計・施工に反映いたします。

新設からメンテナンスまで

最新の制御装置と確かな設計・施工・メンテナンス技術により、制御システムの新設から運用管理までトータルでサポートいたします。

お客様のご要望にお答えいたします。
お気軽にご相談ください。